りくぼーの日記

近況、雑談、その他諸々を適当に綴っていきます

動物愛護ってなんだ(2) ~肉食反対について~

こんばんは。りくぼーです。

社会人になって1ヶ月ちょっと。相変わらずはてなでブログ回りなどができていない日々が続いております。

誠に申し訳ございません・・・。



さて、今回は前回から書いている動物愛護のことについて、第2弾。

今まで3回このテーマについて書いてきたので、今回で4回目ですね。



↓過去記事

rikubo3270.hatenablog.com

rikubo3270.hatenablog.com

rikubo3270.hatenablog.com



一応前と同じ説明をしておくと、僕は「動物愛護」について考えれば考えるほど、こんな疑問が浮かんできています。



「動物愛護って、そもそも何だ。」



色々な人のブログや考えを見れば見るほど、知れば知るほど、「動物愛護」っていうのが分からなくなるんです。

というのも、「動物愛護」の活動や主張って色々あるじゃないですか。



「動物園や水族館反対」

「肉食反対」

「毛皮反対」

「ペットの里親探し」

「野良犬や野良猫の保護」

「殺処分反対」

「イルカ漁・捕鯨反対」

「動物福祉の浸透」



まあ代表的なのはこれくらいでしょうか。

個人的にはどれも、まあ分かります。

表面的に見れば、どれも命を救うことに繋がりそうですからね。

ただしあくまで「表面的に見れば」です。

どれもよくよく考えてみると、ちょっと矛盾している、本当に「多くの命を救えるのか」「動物のためなのか」というとかなり怪しいんです。

今回の記事ではそれについて今挙げた項目ごとに考えてみます。



流石に全部を一つの記事にまとめるのはすごく長くなってしまうので、一つ一つ取り上げていきたいと思います。

今回は「肉食反対」についてです。

・「肉食反対」



「畜産の現状は世界一悲惨です!お肉をやめよう!」

「動物はあなたのごはんじゃない!」

「肉は毒!ベジタリアンの方が健康です!ベジタリアンになろう!」

ということだそうです。



個人的にはこの主張自体「うーん」って首かしげざるを得ないんですよね。

雑食動物の人間が生まれた時から行ってきたことを真っ向から否定してる主張ですから。

その中でも疑問に感じる主張についてちょっと僕の考えを述べていきたいと思います。



・「人間は体のつくりからして草食動物だ!」



これはいくつか本もでていますよね。

数年前に若杉友子氏の「長生きしたけりゃ肉は食べるな」なんて本がヒットしましたし。

(その本のすぐそばに「肉を食べる人は長生きする」っていう本が置いてあって吹き出したのが懐かしい思い出)

正直言うと僕はこの主張は流石に無理があると思います。

もしそうなら「肉や魚などの動物性のものを食べないとサプリなどで補わないといけない栄養素がある(ビタミンB12とか)」のはおかしいでしょう。

肉食動物や草食動物がそれぞれ肉や草しか食べずに生きることができるのは、それぞれ食べないものに含まれる栄養素を体の中で作ることができるからです。

でも人間に肉に含まれている栄養素を体の中で作れるなんて話は聞いたことないですし(ビタミンは日光に当たったりして作れるものもあるそうですが)、上のようなビタミンB12などをサプリメントなどで摂っているベジタリアンの方やヴィーガンの方がいる現状がある以上、流石に無茶な言い分でしょう。

「肉食動物は動物の毛や皮も食べられる身体のつくりになっている!人間はそうじゃない!だから草食動物だ!」という意見も見たことがあります。

しかしこれってただ単に人間がそういう食べ方をしなくなったから、そういう風に身体が進化しただけ、っていう可能性が高いんですよ。

親知らずの生えない人が少しずつ増えてきていますよね?

それと同じです。

例えば日本だとカタツムリを食べる文化なんて今はありませんけど、縄文時代辺りだったかな?その頃の日本人と思われる遺骨の胃の方からカタツムリの殻と思われる化石が出てきた、なんていう話もありますよね。

これはあくまで推測ですけど、石器時代とかその辺は普通に毛や皮も食べてたんじゃないですかね。

肉を捌くような繊細な包丁のようなものはなかった時代ですが、上のカタツムリの件とか貝塚とかそういう動物を食べてた形跡って無数に発見されてますし。



・「肉は成長促進剤などの凄まじい毒性のある化学薬品が使われている!」

・「畜産業界は利権まみれです!それに加担しないためにもお肉をやめましょう!」



この2つに関しては、「いや、それはお肉だけの話ではないと思いますよ。」の一言ですね。



肉食反対活動家の方々が食べている野菜だって化学薬品並みに毒性がある農薬が使われている可能性があるわけです。

それにそれはそういった危険な薬品を食肉会社に流通させるようなシステムが問題であるわけで、「だから肉食うな」は視点がずれているのでは。



利権に至ってはもはやパチンコ業界や教育業界など様々な業界にあるわけで、肉食業界がなくなってもなくなるようなものではないでしょう。

上と同じくこれもそのようなものを存在させている社会のシステムに問題があるわけで、食肉を標的にするのはずれているような。



・「なぜ日本は体調不良の国民が多い病気大国となったのか!?それは肉食を始めとする欧米化した食事が原因です!」

・「生活習慣病の源は肉食です!」



これは簡単な問題です。

何で体調不良の国民が日本には多いのかって?

それは平均寿命が延び、高齢者の人口に対する割合が高まり、高齢化社会になったからです。

長く生きていれば体にガタが出てくる人が増えるのは当たり前です。

何で生活習慣病患者や癌患者が増えたのかって?

それは生活習慣病や癌にかかる人の割合が高くなるほど日本という国の衛生面や病気に対する理解が深まり、感染症などの危険が減ったからです。

だいたい病気はいくつもの原因が重なって起こることなので、単純に「これが悪い!」なんて一概に言えるものではないんですよね。

そもそも肉にしろ野菜にしろ食べすぎたり危険な食べ方をすれば身体に悪影響を及ぼすのは当たり前の話で、悪いのは肉ではなく食べ方や食べ合わせだったりするんですけどね。後他にはストレスなども影響しますし・・。

これも「肉」を悪者にするのは無理があるのでは・・・。



・「畜産は環境破壊の元凶!動物虐待の宝庫!だからお肉をやめよう!」



まあ、家畜のげっぷは確かにCO2の量がすごいと聞いたことがあります。

実際に肉食は植物を食べるより植物を消費しているといわれるのも畜産で家畜のえさにする穀物の量がすごいからなんですよね。

それで環境を破壊する畜産辞めろと・・。まあ、ここまでならまだ分かります。



でも、そこからなぜ「肉食をやめろ」にまで発展させる必要があるんでしょう?

菜食は確かに畜産で作られた肉に比べればエコな選択かもしれません。

でも野菜を作る農耕も、確実に環境を破壊している行為ですよね。

木などを伐採して農耕地帯を作らなくてはいけませんし、野生動物が現れたら撃ち殺さなくてはいけません。

じゃあ何が一番エコかっていうと、「野生動物を殺して食べること」です。

木を伐採したりもしないし、CO2などを出す量も農耕や畜産に比べたら少ないですしね。

畜産による環境破壊を訴えるなら、むしろそういう野生動物を食べるのを推進する方が筋は通る気がするんですが。



あと動物虐待の宝庫っていうのも、確かに動物を暴力的に扱う畜産業者もいるかもしれませんが、福島で丹精込めて育てた牛が殺処分になったときの畜産業者の方の悲しそうな顔を見ると、暴力的に扱っている業者がそんなにいるとは思えないんですけどね・・。

よく活動家の方が虐待映像をブログやデモで流していますけど、あの映像って本当に現実の畜産の現場の映像なんですかね?

真実だと思って拡散した映像が、実は映画の1シーンだったなんて例もありますからね。

そもそも「畜産=悪」と考えてしまうのもちょっと考えものです。

ねむれないさめさんの記事のコメントでもあったのですが、(多分こちらの記事だったかな?コメント欄が現在は閲覧できませんが、言及失礼します)

nemurenai-same.hatenadiary.jp

肉食反対活動家の方が野菜をあの値段で買えるのも家畜の糞などを肥料として使えているためコストダウンできている野菜があるからですし、

上で書いた野生動物のことも逆に考えると「畜産があるおかげで野生動物を食べる必要が減っている」とも言えますよね。



・まとめ



というわけで、「肉食反対」の主張についてそれぞれ思うことを書いてみました。

ちなみに僕がこういった主張をなさっている活動家の方を見て一番違和感を感じるのは、



畜産や肉食がなくなったら、そこで働いている人間はどうするのか」、

畜産や肉食がなくなったら、今いる家畜たちはどうするのか



という部分が全く抜け落ちているところなんですよね。



畜産やめて肉食やめてはいおしまいでは、失業者が大量に出て自殺や餓死してしまう人もいるでしょうし、家畜なんて1頭残らず殺処分されてしまうと思うのですが。

「そうなったら自分たちが失業者を全員食わせてやる!」

「そうなったら家畜はみんな自分たちが面倒見ます!」

というのなら筋は通りますけど、そんなこと言ってる活動家の方なんて見たことありませんし。

そんな活動が、果たして動物愛護になるのか。疑問です。

活動家の皆さま、気分を害したら申し訳ございません。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからもよろしくおねがいします。